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海外進出を検討した場合弁護士にサポートしてもらうべき?
国内企業が海外進出を検討する場合、様々な考慮すべき問題があります。
そうした種々の問題について慎重に検討することなく海外進出を実行に移した場合、予期せぬ財産的損害を被ったり、企業の信用が害されたりするといったリスクもあります。
そのため、海外進出を検討する国内企業をサポートするサービスの利用を検討する方も多いのではないでしょうか。
そして、そうしたサービスを提供する主体は、地方自治体や民間企業、法律事務所など多岐にわたって存在します。
そこで、以下では、海外進出を検討した場合弁護士にサポートしてもらうべきか否かについて解説します。
海外進出をサポートするサービス
国内企業をサポートするサービスは種々のものが存在します。
具体的には、以下のようなサービスが挙げられます。
海外進出全般のサポート
海外進出するためのビジネス戦略やその計画立案をサポートするコンサルティング、海外視察を行うサービスなどがあります。
海外での販路の開拓・マーケティングのサポート
海外での市場調査やマーケティングをサポートしたり、合弁の形態で海外進出する場合の共同出資相手の企業調査をサポートしたりするなどのサービスがあります。
資金調達や保険のサポート
銀行や金融機関による資金の融資や地方公共団体等による補助金・助成金等、海外信用取引保険などがあります。
法律面や会計面のサポート
海外企業との契約締結に伴う契約書の作成や既に作成した契約書のリーガルチェック、現地での税制や会計に詳しい専門家の紹介のサポートをするなどのサービスがあります。
海外拠点の設立に関するサポート
海外拠点を探すことをサポートしたり、海外へのフランチャイズ展開や店舗を出店するためのノウハウを提供したりするサービスがあります。
以上の他にも様々な海外進出をサポートするサービスがあります。
弁護士に海外進出をサポートしてもらうメリット
では、海外進出を検討した場合、弁護士にサポートを依頼するべきでしょうか。
結論としては、弁護士にサポートを依頼する方が海外進出が成功する確率は確実に上昇すると言えます。
海外進出を行う場合、進出先の国の法制度や商慣習等の違いに関する事前調査は、海外進出を成功させる上では不可欠のものです。
弁護士にこれらの事前調査を依頼することで、企業のビジネスモデル等に応じて、進出先の国で問題となる法的課題を事前に知り、そうした課題を放置することによるトラブルを未然に防ぐことが可能になります。
また、現地での契約交渉や契約書の作成の場面においては、進出を検討する企業にとって最大限の利益を実現するためのアドバイスを得ることができます。
海外進出のサポートを豊富に経験している弁護士は、現地法に関する知識はもちろん、現地の弁護士とのパートナーシップを締結していることも多く、海外進出を成功させるための手助けとなることは間違いありません。
日本企業の海外進出は、岡かおりFORTUNA法律事務所にお問い合わせください
海外進出に関して豊富な実務経験を有する弁護士は、海外進出を成功させる上で不可欠の支援を提供することが可能です。
海外進出についてお困りの方は、岡かおりFORTUNA法律事務所までお気軽にご相談ください。